今週は、兵庫県知事に再度選ばれた斎藤知事の広報戦略は私がやりましたと公言してしまったnote(ブログのようなもの)をご紹介します。
もしかしたら見れなくなっている可能性がありますので、その時はご了承ください(笑)。
https://note.com/kaede_merchu/n/n32f7194e67e0
*一番最初に投稿されたバージョンから修正が入ったバージョンです。
他県のことは基本興味がないので、斎藤知事が辞めた経緯や復活した経緯は特にここでは話しません。ただ、噂のnoteを興味本位で見たら内容が大変良かったので、記載されている広報戦略をご紹介させていただきます。
10月25日にご紹介した「選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書」にも通じるところがあると思いますので、そちらもご覧いただければと思います。
こちらの広報戦略ですが、以下の流れで紹介しています。
①広報戦略の策定
SNSなどのデジタルツールを活用し、斎藤氏応援のムーブメントを作ることを目的としているようです。
なんの戦略もなく始めると何をどのようにいつやるかがはっきりしなくなることがありますので、このようにキチンと戦略及び目的、目標を決めるのが良いですね。
②新コピー「兵庫の躍動を止めない!」に合わせてプロフィール写真、コピー、デザイン、テーマカラーなどを変更。
それらを使ってメインビジュアルを変更。
そんなに大きく変わっているとは思いませんが(笑)、笑っていないのが反省感があるのと、確かに直線からカーブに変わったのは目を引くと思います。
③SNSアカウントの開設及び運営
応援アカウントを立ち上げて、公式アカウントを証明するために本人のSNSからフォローしてもらっています。
さらに、セキュリティ対策もしているとのこと。ハッシュタグに関しても、前知事ではなく、名前である「元彦」と元知事をかけて「#さいとう元知事がんばれ」としてこだわっています。この辺はすごいと思います。
④統一したイメージによる紙媒体等への掲出
上記のデジタルメディア以外にもポスター・チラシ・選挙公報・政策スライドなどの紙媒体にも同じイメージを使い、掲出することにより、たくさんやっている感を出しています。この辺の戦略は定番ですね。
こちらは、公約スライドになります。統一のイメージ、カラー、デザインで4つの製作と3つの約束を説明しています。
https://saito-motohiko.jp/wp-content/themes/saito_motohiko_v3/img/saito-motohiko_20241023.pdf
⑤SNS運用のポイント
以下のようにnoteには書いてあります。
「運用でこだわったポイントは大きく以下です。
SNS戦略については、こちらのnoteでは収まりきらないので、また別記事で公開できればと思っています。
・ブランドイメージの統一
・ご本人のリアルな姿や人柄が伝わるコンテンツを届けること
・政策を分かりやすいビジュアルや表現で県民に届けること
・各SNSに適したレイアウトや内容に最適化して届けること
・できる限り配信回数を増やして多くの情報を届けること 」
と、以上が噂のnoteの概要になります。
なんでこんな事を公言してしまったのかという議論には参加しませんが(笑)、広報戦略、SNS戦略としては大変良くできていると思います。
自分のセルフブランディングをしたい方、社長のブランディングを考えている方、もしよろしければ参考にしてみてください!