もう結構前になるのですが、今年の6月に事業継続力強化計画の最初の更新が認定されました。
ただ実は初回の認定が2020年8月だったため、本来は昨年(2023年)の8月前に更新をしなければならなかったのですが、忘れていました!!
そのため、今年再度新たに申請かと思い再申請したのですが、更新してくださいと言われ、1年遅れで無事更新できました。
今回は更新のための方法と前回と今回の事業継続力強化計画にて作成するとした防災マニュアルの作成方法をお伝えしたいと思います。
以下は、新たな認定書とウェブサイト上で確認できる認定者リスト(2024年7月11日付)になります。
通常更新する場合は、以下のページから「事業継続力強化計画作成補助ツール」と「実施状況報告書」をダンロード、そこへ記入し、現在はオンライン申請だけになっていますので、オンライン上で内容を入力という流れになります。
https://kyoujinnka.smrj.go.jp/guidance/application.html
また、今回は更新ですので、更新申請書の作成の流れは以下のようになります。
①前回申請内容の確認
②前回申請内容の中で、実行をすると言った項目に関して、それぞれの評価(実行したか、していないか)を行います。
→この評価を「実地状況報告書」に記入します。
③上記の評価を鑑みて、前回の申請内容をアップデートし今回の申請内容とします。
→「事業継続力強化計画作成補助ツール」に記入します。
ただ、現在は作成したファイルを添付するのではなくオンライン上で入力になりますので、上記2つの書類をキチンと完成させる必要はありません。
そのため、私はエクセルにて前回と今回の内容が比較でき、評価項目も記入できるフォーマットを作成しました。
もしご興味があれば以下からダウンロードして使って下さい。既に野本中小企業診断士事務所の例が入っていますので、こちらもご参考にされてください。
さらにちょうど良い機会でしたので、防災マニュアルも作成してみました。
ちょうと良いひな形が大阪市にありましたので、こちらを使わせていただきました。大阪市最高(笑)!
https://www.city.obu.aichi.jp/kurashi/bousaibouhan/bousai/1001936/1001947/1001949.html
こちらからワード形式のひな形をダウンロードできます。
以下は野本中小企業診断士事務所の防災マニュアルの最初の4ページです。
全ページは以下からダウンロードできますので、ご参考にしてください。
今回更新手続きと防災マニュアルの作成をしてみて思いましたが、やはりこのような災害に対しての備えは必要だと思いました。
特に関西、関東ともに大きな地震がいつ来てもおかしくないと言われている時代ですので、当社のような一人事業者でも、いざに備えて救急箱や充電装置などをすぐに持ち出せる状態にしておくことは必要と思います。
あまりこのようなことは考えることはなかったのですが、今回良い機会になったと思います。
皆さんも是非ご検討ください。本格的なBCPではなく事業継続力強化計画でも十分だと思いますので、ご興味がわいた方は是非お問い合わせください。