日本政策金融公庫の創業融資の要件が今年の4月より大きく緩和されました。と言ってもこれまで通り操業計画書を作成して、審査を受ける必要はあります。
変更点は以下にてご説明していきますので、創業を検討されている方は是非ご覧ください。
まず日本政策金融公庫のウェブサイトへ行ってください。そこで左上の方にある「サービスのご案内」にマウスを持っていくと以下のようにサービス一覧が現れます。
そのページで下の方へ行くと、創業支援メニューがあり、真ん中の創業時支援をクリックしてください。
その次に以下の詳しくは新規開業資金をご覧下さいとクリックすると新規開業資金の詳細を見ることができます。
ということでやっと新規開業資金のページに到着しました。
これまでは、融資の最大額が3,000万円(うち運転資金1,500万円)、返済期間が設備投資20年以内、運転資金7年以内、据え置き期間が2年以内、さらに融資を受ける時に自己資金が10%が最低必要という要件でしたが、これが以下のようにかなり緩和されました。
ちなみに基準利率ですが、右上の検索スペースに基準利率と打ち込んで検索してもらうと以下のページが出てきます。ただし、これらの利率は頻繁に変更されますので、ご注意ください。
この資金は保証人にもなる必要がなく大変有利な制度ですが、その分どんな新規事業を行うかはじっくり評価されます。そのために以下にある日本政策金融公庫の創業計画書を作成し、プレゼンをすることが必要です。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/riyou/sougyouji/
日本政策金融公庫では定期的に創業セミナーを行っていますし、いろんな特典が付いた創業セミナーを商工会、商工会議所等が行っています。私のブログでも創業セミナーのご紹介はしていますが、千葉市など都心では直ぐに埋まってしまいます。そのため地元の商工会、商工会議所に創業セミナーをやるときは教えてもらうようにお願いしておくことが良いと思います。
もしくは当社も創業計画書の支援はしておりますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。
最後余談ですが、日本政策金融公庫の新規開業融資と似た制度が民間企業にもあります。といっても信用保証協会が保証しているので信用保証の制度といえますが。
千葉県は千葉県信用保証協会が当制度の紹介をしています。
https://www.chiba-cgc.or.jp/guarantee/startup_soushutsu_sokushin/
こちらも保証人になる必要がありませんが、融資額が少し少ないので、まず日本政策金融公庫へ融資を依頼し、もしそれだけで足りなかったらこちらの制度も活用してみるということが良いと思います。
こちらも創業計画書が必要なのと信用保証協会の制度自体が一般的ではないので、もしお知りになりたい方は是非当社へお問い合わせください。