最近、補助金の申請支援のために経営コンサルタントや行政書士等へ支払った費用への補助金も増えてきました。事業者さんにとっては良い事だと思いますが、補助金申請支援を公に認めているような気もして・・・・私も支援しているので何とも言えませんが・・・・
この7月に船橋市が事業再構築補助金、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金の3つの補助金の申請支援への補助金をスタートさせたので、5月から始めていた市川市の制度と一緒に今回ご紹介したいと思います。
(1)市川市:経営力強化支援補助金
https://www.city.ichikawa.lg.jp/eco05/0000405269.html
①補助対象経費
1.事業計画の策定等に要する相談料など
2. 1.に基づいて国などの補助金を申請する場合、当該補助金申請に要する相談料など
【国などの補助金(経営力強化に資する補助金)とは】
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金 、小規模事業者持続化補助金、経営力向上計画の策定等
②補助上限額・補助率※申請は1事業者につき1回限り
1. 補助対象経費が1.のみ:上限額10万円、補助率2/3
2.補助対象経費が1.と2.の両方:上限額15万円、補助率2/3
③活用可能な専門家
・税理士、中小企業診断士、民間コンサルティング会社等の認定経営革新等支援機関
・認定経営革新等支援機関に準ずる者と判断することができる者
④補助対象者(以下の要件をすべて満たす方)
・中小企業等(個人事業者、NPO法人、社会福祉法人等を含む)
・市内に本店又は主たる事業所を有する
・経営力強化支援補助金の交付後も、引き続き市内で事業を継続する意思がある
・納期限が到来した市税を完納している
・本年度において、経営力強化支援補助金の交付又は交付決定を受けた者ではない
⑤受付期間
・令和5年6月1日(木曜)から令和6年2月29日(木曜)まで
・事業実施後の「実績報告」・「交付請求」は令和6年3月29日(金曜)までに行ってください。
(2)船橋市:船橋市事業再構築・設備投資促進補助金
https://www.city.funabashi.lg.jp/jigyou/shoukou/002/p108501.html
①支援対象となる国の補助制度(以下「対象制度」)
・事業再構築補助金
・ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
・小規模事業者持続化補助金
②補助金額
・補助対象経費(税抜き額)の1/2(上限25万円)
③補助対象経費
・以下の要件を全て満たした経費
・令和5年6月30日以降に申請(採択可否は問いません)した対象制度の申請支援に係る経費であること
・中小企業庁が認定した経営革新等支援機関又は中小企業診断士・公認会計士・税理士・弁護士の資格を有する者に対し支払った経費
(支払先が親族や親族が代表を務める企業等を除く)であること
・申請支援を受けた対象制度を活用する事業の主たる事業実施場所が市内であること
④申請受付期間
・令和5年7月7日(金曜日)から令和6年2月29日(木曜日)まで(郵送は必着)
補助金申請支援の場合良くある契約内容は、①着手金と②成功報酬になります。
今回の補助金は①着手金はある程度カバーできますので、これまで費用負担や時間が無いとの問題で申請できなかった方は良いきっかけになるかもしれません。成功報酬に関する補助金は無いと思いますので、こちらは経費として確保しておくことが必要になりますのでご注意ください。
一番良いのはこのような費用を掛けずに自社にて申請書を作成するか、商工会や商工会議所等にて無料の相談を活用するかになります。また補助金は逆転サヨナラ満塁ホームランを狙うものではありませんので、しっかりと自社の将来像を立ててみてください!