3月24日に今年度の千葉県の中小企業対策が発表されました。
これが「5次ちば中小企業元気計画」になります。以下からご覧いただくことができます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/genkist/keiiminaoshi/5ji/dai5ji.html
以下からは直接概要版と本文がご覧いただけます。
概要:https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/genkist/keiiminaoshi/5ji/documents/5jigaiyou.pdf
本文:https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/genkist/keiiminaoshi/5ji/documents/5jihonbun.pdf
そんなに目新しく、素晴らしい内容ではないと思うのですが(笑)、全体像は以下の様になっています。
①成長の後押し、②経営基盤の強化、③人材の確保・育成・定着、④地域活性化の4つのポイントで、これまでと大きく変わってはいません。
①成長の後押しは、通常の中小企業や起業者ではなく、スタートアップやベンチャーなど、将来的に上場を目指したり、立ち上がりから何十名も採用するような、特にITやバイオ系の企業が対象になると思います。
②経営基盤の強化は、通常の中小企業が対象ですが、資金繰り以外は事業承継やBCPなど特定の分野に絞って伴走支援する形となっています。
③人材の確保・育成・定着は人不足時代の定番支援項目であり、地域活性化も政府が長年言い続けている支援項目になります。
さらに支援方法として、①デジタル技術の活用、②SDG'sの推進、③グローバル化促進、④ライフスタイルの多様化への対応など④以外は余り新しくなさそうですね(笑)。
一番知りたいポイントは中小企業の皆様にどのような支援策が実施されるかですが、ここまでの状況ではこれまでと大きく変わらないようですので、商工会・商工会議所や県組織の産業振興センターの活用ぐらいでしょうか。上記の「官公需の推進」に関しては特定の業界のみへの支援になると思いますし、情報発信の強化も無駄にお金を使うだけで見ない人は全く見ないので余り効果は無いと思います(笑)。
それであれば商工会・商工会議所の指導員さんを増やした方が良いと思いますが、どうなりますでしょうか。
補助金等に関しては、先週ご紹介した千葉県産業振興センターのウェブサイトで千葉県の補助金を検索し、国の補助金に関しては以下のJnet-21にて検索してもらうか、商工会・商工会議所の会員になって頂き、会誌等にて情報を貰うのが良いと思います。
もちろんこのブログでもご紹介していきます!!