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新商品開発のポイントーThe Smokist Coffee

 今回もプレジデントオンラインからになります。

 https://president.jp/articles/-/66957

 

 たまに神田に行くのですが、神田駅の近くに「The Smokist Coffee」という私の敵のような喫茶店があります(笑)。

 喫煙可能な喫茶店なので全く眼中になかったのですが、今回この記事を見つけたので取り上げてみました。

 

 https://c-united.co.jp/thesmokistcoffee/

 

 現在は東京に4店舗、仙台に1店舗の合計5店舗あるそうです。なんと運営はあのカフェベローチェを運営している会社でした。

 

 きっかけはやはりコロナで、コロナ禍で売上が大きく減少したカフェベローチェを2020年11月からこのスタイルへ変更していったとのこと。確かに喫煙者は虐げられており、かつ駅前の喫煙所に溢れかえっているのを見るとこのようなお店があっても良いのかなとは思います。

 こちらのお店の目的には、非喫煙者の受動喫煙の「機会」を減らすことと、最新設備を整えることで喫煙者同士の受動喫煙の「量」を減らしながら、タバコとコーヒーでホッと一息つける場を提供することがあるようです。

 

 さらに店内は最新の空気清浄システムが入っているのでモクモクはしていないとのこと。5店舗の内2店舗は1階に禁煙席もあるようなので今度行ってみたいと思います。

 

 この記事によると、このアイディアが出た時に社内から全く反対意見が無く、かつ始めてからもほぼクレームは無いとのこと。社内的にはコロナで売上が減少している状態で藁にもすがる思いだったのではと推測されます。社外的には煙草を吸わない人は分煙には文句が無いと思いますし、多分私の様に少しかわいそうだなと思っている人もいたのかもしれません。

 海外投資家からはESGの観点から多少文句は言われたようですが、意義を説明して納得してもらったとのことです。

 

 コロナなど突発的な事件に対応するためには、これまでならやる可能性が全く無かったことでも検討すべきという良い例だと思います。

 

 最後に大変日本らしい事が書いてあったのでご紹介します。

 この施設は喫茶店ではなく喫煙目的施設という範疇になるらしく調理ができないとのこと。ですので、電子レンジでの過熱と盛り付けだけしかできないので苦労したようです。何のためのルールなんでしょうか(笑)。