10月24日にものづくり補助金12次申請が締め切られました。
今回久々にものづくり補助金の申請支援をさせて頂いたのですが、ものづくり補助金は給与支給総額の毎年1.5%のアップと地域最低賃金より最低30円以上高くなければならないので、千葉県の最低賃金を再確認しました。
今回の申請では8月、9月の最低賃金を記入することになるのでまだ953円でしたが、支援先企業様は最低賃金での雇用者がいたようです。今回最低賃金が31円上がりましたので今最低賃金は以下の様に984円になりましたが、今回のものづくり補助金の実績報告までに再度最低賃金は上がると思いますので、「その時の最低賃金プラス30円」が条件になります。
今回支援させて頂いた企業様は順調に成長しているので大丈夫だと思いますが、なかなかトリッキーな条件ですね(笑)。
私個人的には最低賃金はある程度上がった方が良いと思ってます。そのために中小企業も生産性(効率性と売上・利益拡大)向上の工夫をするモチベーションになりますので。
ただ一つだけ反対する理由がありまして、最低賃金で働いているパートさんなどが103万円、106万円などの壁の為労働時間を減らさなければならなくなるからです。これは霞が関や永田町にいたら分からない事なので、最低賃金を変更するときは、こちらの税制や保険の制度も同時に改革してほしいと思います。