今週は、まだまだお問合せが多い、新型コロナウィルス感染対策として新たに換気・空調設備の導入に使える補助金2つをご紹介します。
1.大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業
2.先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金
1.大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業
*一般社団法人静岡県環境資源協会(SERA)
http://www.siz-kankyou.jp/2021hoseico2_kanki.html
【目的】
・新型コロナウイルスなどの感染症対策の拡大
・CO2化の排出を削減による地球温暖化への対策(脱炭素化)
【対象者】
・民間企業
・個人事業主
・独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)第2条第1項に規定する独立行政法人
・地方独立行政法人法(平成15年法律第108号)第2条第1項に規定する地方独立行政法人
・国立大学法人、公立大学法人及び学校法人
・社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人
・医療法(昭和23年法律第205号)第39条に規定する医療法人
・一般社団法人・一般財団法人及び公益社団法人・公益財団法人
・地方公共団体
・その他大臣の承認を得て補助事業者が適当と認める者
【対象施設】
以下の民間および地方公共団体の業務用施設等が対象になります。
対象となる建築物は様々ありますが、事務所をはじめ、ホテルや旅館、百貨店や飲食店などが対象です。
【補助対象経費】
補助対象経費は、設備費と工事費に分けられます。
設備費に関しては、熱交換率40%以上の高機能換気設備の導入が必須となっており、それ以外にプラスして空気設備
(エアコンなど)・電気設備・電力計などの測定機器が任意で設置可能です。
また、基本的に設置前よりもエネルギー消費効率がアップするものを選択する必要があります。
【補助率・上限額】
補助率2/3
1回の補助金申請での上限額は2,000万円となります。
【スケジュール】
公募期間:「2次 5月23日〜6月24日」
「3次:7月上旬〜8月上旬」(予定)
事業開始:交付決定日以降
事業完了:「2次:12月末」「3次:1月末」(目途)
完了実施報告:事業完了後30日以内か2月10日までの早い日付
補助金支払い:3月末まで
事業報告書提出:事業完了後1年
2.先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金
*一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
https://sii.or.jp/cutback04/overview.html
この補助金は、工場や事業場でエネルギー消費効率が高い設備へ変更する際の補助金制度です。
全部で以下4つの事業があります。
この中で省エネ性能の高い特定の設備への更新に対して支援するものは(C)指定設備導入事業になります。
【対象】
補助金の補助対象は、国内で事業を営んでいる法人及び個人事業主です。
【要件】
指定設備に関しては、以下の指定があります。
これらの設備を更新する際の設備費に対して補助金が支払われます。
【補助率・上限額】
補助率:指定設備ごとに算出・設定する定額補助となります。
上限額:1億円/年度
下限額:20万円/事業全体
【スケジュール】
公募期間:令和4年5月25日〜6月30日
交付決定:8月下旬(予定)
事業開始:交付決定後
事業完了:令和5年1月31日
今回の応募には余り時間的余裕がありませんが、3次公募が計画されている場合もありますので、是非申請をご検討されてみてはいかがでしょうか。