先日、某会員誌の取材で和菓子屋さんを訪問させて頂きました。
冷凍大福が人気なのですが、冷凍のため日持ちがして、かつ宅急便で全国配送できるため、コロナ禍でもお店の売り上げは落ちていないとのことでした。先見の明があったということで大変感銘を受けて帰ってきました。
ただ、そんな和菓子屋さんでも対応できずに困っていたことが跡取り問題です。
息子さんがいるのですが、継ぐつもりはなく、社長ももう70歳なので大変悩まれていました。
そのような企業様がまず考えるのがどこに相談したらよいのかということだと思います。
最近は民間でも相談できる先が増えてきましたが、実は公的機関でも良い相談先がありました。ただ、名前が分かりにくく、また中途半端に分かれていたため余り利用されていない状態が続いていました。
それがやっと4月1日から解決され、「事業承継・引継ぎセンター」として一本化、ワンストップ窓口として立ち上がりました。
これまでは、家族や従業員への引継ぎを支援していた「事業承継ネットワーク」と第三者へ引き継ぐ(M&A)「事業引継ぎセンター」と2つに分かれて、名前も含めてわかりにくい状態でした。
我々中小企業診断士も良く分からない状態でしたので(笑)、一般の企業様が分からないのは当然だと思います。
4月1日より、「事業承継・引継ぎセンター」として1本化し、私の知り合いもコーディネーターとして入社しましたので、期待したいと思っています。
是非ご活用ください。