先週、関東経済産業局から野本中小企業診断士事務所の事業継続力強化計画が認定されたと連絡が来ました。
認定のスケジュールは以下のような感じで、トータル1カ月でした。
8月15日 申請書郵送
8月20日 修正依頼のメールが来る
修正してPDFファイルをメールにて送付
9月17日 認定書郵送にて到着
事業継続力強化計画は経営革新計画と同じく、ものづくり補助金の加点項目です。ただ、経営革新計画と異なり申請書に受付印を押して郵送し返してくれることはありません。
その代わり、ものづくり補助金申請時に、申請書を郵送した時の受領書と申請したデータを添付することにより申請中という事の証明になります。(*)
今回この計画書を作った時のポイントを以下に挙げますのでご参考にされてください。
1.なぜこの計画を作るかの目的をはっきりさせましょう。
皆さんの会社が顧客や地元などにどのように繋がり、必要とされているかを考えさせられます。
2.ハザードマップなどを調べて、地震、水害など最も起こりそうな災害を一つ選びます。
私は地震を選びました。
3.その災害が起こることにより、ヒト、モノ、カネ、情報にどのように影響するかを考えます。
4.その災害が起きた時に、上記の影響を最も小さくするための対応方法を決めます。
5.具体的な対応方法(設備投資など)を考えます。
ここで設備投資の可能性があるため税制優遇制度などがあります。
6.平時にどのように準備するかの計画を作ります。
この計画の中で具体的な災害時の対応マニュアル等を作る必要はありません。そのマニュアルを作るという計画を作るのがこの計画になります。
私もマニュアルを作ることを計画に入れていますので、是非やってみたいと思います。
私の認定書を以下でダウンロードできますので、是非参考にされてください。
また、当計画作成のための資料は過去のブログでダウンロードできますので、こちらもご覧ください。
(*)9月29日修正