今年も日経MJヒット商品番付の季節がやってきました。
6月9日付の日経MJに2020年上期ヒット商品番付が発表されていましたので、ご紹介します。
コロナによる在宅需要が多いですが、それ以外にも、その前から流行っているアイテムもありますので、是非ご覧ください。
個人的に興味があるものとしては以下の4つがあります。
①あつまれどうぶつの森
ご存じの方も多いと思いますが、任天堂のスイッチ向けゲームです。
私はゲームはやらないのですが、実際の世の中と同じような仕組みを使っている点で興味深く、役に立つゲームの様です。
このゲームの中に日本銀行のような組織があり、お金を預った時に利子を出しています。その利子は実際の世の中と同じレベルで0.5%でしたが、突然0.05%に下ったそうです。その理由が、裏技で将来へ飛んで(ドラえもんのようですね、笑)利子を受け取ってしまう人が出てきたので、その防止策とのことです。
どこの世の中にも抜け道を探す人がいるようです。
このようなことがあると、どうぶつの森も安心ではなさそうですね。
②応援消費
飲食店や観光業の企業には大変ありがたいシステムだと思います。
クラウドファンディングや先売りシステムですが、その基礎となるのは普段からの「ストーリー作り&発信」と「ファン作り」だと思います。今後もこの2つを意識してやっていってください。
③シュクメリ
何回聞いても覚えられないのですが(笑)、ジョーダン(旧ヨルダン)の郷土料理です。
松屋で売り出して人気が出ました。
何がきっかけでヒットするかわからない良い例ですね。どんな所にきっかけがあるかわかりませんので、常にアンテナを張っていることが必要ですね。
④アマビエ
こちらも今回初めて知りましたが、江戸時代に生まれた妖怪で、豊作や疫病を予言して、疫病が流行ったら自分の姿を描いた絵を人々に見せろと伝えたと言われています。
絵を見た方も多いと思いますが、鳥と魚が合体して長髪を付け加えた姿ですが、かわいい感じもあり、いろいろな業界で使われています。
昔の日本人の想像力に感心、感謝しながら、このようなアイディアを自分たちのビジネスに使えるかを考えみる習慣を持つことはやはり大切だと思いました。
アイディアはゼロからは浮かんできませんので、アイディアのインプットを常に意識していきましょう。
そうすれば、ふっとした時にアウトプット(良いアイディア)が浮かんできます!!