4月7日に政府が令和2年補正予算を閣議決定しました。
その経済支援政策の発表が以下でみることができます。
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2020/hosei/
今注目の持続化給付金などもこの支援策の一部ですが、その中にものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金の特別枠というのがありました。
ものづくり補助金ポータルサイトはこちらです。
http://portal.monodukuri-hojo.jp/
以下のスライドにまとまっていますので、ご覧ください。
国会でまだこの補正予算は通っていないので、発表はもう少し先かなと思っていましたが、ものづくり補助金の特別枠の内容が10日に発表されました。
この特別枠を追加して、資料をアップデートしましたので、一番下から是非ダウンロードしてご覧ください。
特別枠の概要は以下のようになります。
*概要
・2次締め切り分への追加事項。そのためスケジュール等は変更ありません。
・新型コロナウィルス対策で前向きな投資を行う事業者に対しての特別枠。
・優先的に支援(採択?)
・中小企業者全てに対して補助率:2/3
・補助事業実施年度の付加価値額及び賃金の引き上げ要件は必要なし
→補助事業実施年度は新型コロナウィルスの影響を受けることを想定し付加価値及び賃金の目標は据え置き、その翌年度から3~5年の間に目標値を達成する計画を作成すことが可能
・1次締切りで不採択だった場合でも、今回特別枠で申請可能
・1次締切りで採択だった場合は、辞退をすれば今回特別枠に申請可能
・特別枠で不採択の場合は、通常枠で加点の上再審査される。そのため、条件を満たす場合は特別枠での申請が有利
*特別枠の要件
・補助対象経費の6分の1以上が、以下の要件に合致する投資であること
①サプライチェーンへの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと
②非対面ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でサービスを提供するビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと
③テレワーク環境の整備
従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること
*審査項目(政策面)の追加
④新型コロナウィルスが事業環境に与える影響を乗り越えてV字回復を達成するために有効な投資内容となっているか(特別枠の申請者)。
*加点項目③-1の変更
③-1:新型コロナウィルスの影響を乗り越えるために設備投資等の取り組む事業者(特別枠の申請者)
・令和元年台風被害に関する内容は変更ありません。
ご不明な点があれば、お問い合わせください。