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日経MJ・ネットライフ1万人調査②

今週も先週に続き、日経MJの10月16日に掲載されたネットライフ1万人調査の話です。

 

先週からの続きで、まず(5)インターネット通販になります。

 

こちらは楽天市場とアマゾンの二強状態です。

楽天は40代と60代以上で70%を超えていますが、10代後半は26.5%、20代は49.0%と低くなっています。これに対して、アマゾンは全世代で60%以上の利用率となっています。

 

楽天は自社発行の楽天カードを使って販促を行っているため、クレジットカードが作りやすい中高年層に利用者が多いとのこと。

 

その他の特徴は以下のようになります。

・旅行やチケットは半分以上の金額がインターネット通販経由にて決済。

・食料品や生活用品などの購入は低迷。

・消費全体金額に占めるインターネット通販は16.7%と横ばい。

・サービスより安さ重視が4分の3。

・生鮮食品のインターネット通販は、「利用したくない」が72.8%。その理由は、①鮮度や商品の状態を自分の目で確かめたい(73.6%)や送料は会費が割高に感じる(39.2%)など。

 

 

続いては、(6)ライブ動画です。

 

私も動画は見ますが、ライブ動画はほとんど見たことがありません。

ただ42.5%の人がライブ動画を視聴したことがあるそうです。

 

視聴する理由としては

・テレビでは見られない内容だから

・配信されるどうがが面白い

・スマホで簡単に視聴できる

などが挙げられます。

 

ライブ動画は視聴するだけでなく、自分で投稿することも可能です。

10代後半は27.3%、20代は20.9%が投稿したことがありますが、やはり50代以上では10%以下になります。

ただ、50代以上でも10人に1人は投稿したことがあるので、思ったよりは多いと感じましたし、これから何かやれることが見つけられるかもしれませんね。

 

ライブではありませんが、動画・映画サービスとしては、以下のようなサービスがあります。

・ユーチューブ 利用率 82.1%

・アマゾンプライムビデオ 22.0%

・TVer 不明ですが、2.2%増加

・アベマTV 16.8%

 

これからテレビ局はますます大変になりそうです。

 

 

次に(7)音声操作についてです。

 

主にアマゾン、グーグル、アップルが出しているスマートスピーカーとスマートフォンになります。

 

私もアンドロイド携帯とiPadを持っているので使うチャンスはありますが、ほとんど使っていません。

実際スマートスピーカーを使ったことがある人は10.6%、スマートフォンでも37.2%のみとのことです。

 

今後は翻訳機械は話しかけないと意味がないので利用率が増えそうです。

私もほとんど使っていませんが、以下のアプリが携帯に入っています。

VoiceTra

https://voicetra.nict.go.jp/index.html

 

 

最近話題の(8)格安スマホについてです。

 

格安スマホは現在では4人に1人が使っています。

これは格安スマートフォンと格安SIMの利用者の合計になりますが、30代男性を除いたすべての年代、性別で利用者が増えているそうです。

 

最も利用率が高いのが、30~40代の男性で30%強、60代以上も約20%と高くなっています。

平均通信費用は月8,500円です。

 

ブランド別には、楽天モバイルが23.1%で1位、ワイモバイルが18.1#で2位、UQモバイルが9.9%で3位となっています。

 

今後も格安スマホを使わないと答えた人は初めて40%を切っていますが、まだ「必要を感じない(37.5%)」、「切り替えるのが手間(34.6%)」などが多数を占めています。

 

最後は最近流行っている(9)シェアリングサービスについてす。

 

最近はやりのシェアリングサービスですが、最も多く利用されているのがやはりカーシェア、次が民泊、そして駐車場になります。

 

それでも、カーシェアが2.1%、民泊が1.8%、駐車場が1.4%とほとんど利用されていない状態です。

今後使いたいシェアリングサービスでも、カーシェア(7.2%)で一番、民泊(6.0%)、自転車シェア(5.4%)と続いています。東京都心だと良く赤いシェア自転車に乗っている人を見かけますので、都心だと増えていくと思います。

 

その他のサービスでは、出前サービスが注目されています。これもウーバーイーツなどはシェアリングサービス(CtoB)に入ると思いますが、現在の利用率は15.5%、20代女性が24.4%で第一位。

今後使いたい人は36.0%あり、特に10代後半の女性では51.3%と半数超え。

 

人口も減り、資源が限られた日本では今後このようなシェアリングサービスは伸びていくと思います。