今回は経営計画を作成したり、改善計画を作る時に定番のSWOT分析の解説本になります。
テクニカルな本ですので、人によって合う合わないがあるかもしれませんが、割とオーソドックス、かつサンプルが多く見れる本になっていますのでこれからSWOT分析を勉強したい人にはお勧めです。
サンプルが多い本なので以下の内容が少ないのですが、ご了承ください。
タイトル SWOT分析コーチングメソッド
出版社 マネジメント社
著者 嶋田利広
価格(税別) 2200円
中小企業経営者 ☆☆☆☆
中企業診断士勉強者 ☆☆☆ ☆
<内容>
(1)SWOTの各要素の抽出方法
その中で抽出が難しく、最も大切は機会と強みを導くための方法を紹介
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機会⇒マクロ的な分析よりもよりミクロ的で現実的な分析から機会を導けるように、「タラレバ」の30のヒントを紹介。
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強み⇒強みを導き出すための30の視点を紹介。
(2)SWOT分析で抽出した各要素を使ったクロスSWOTのやり方
① 機会×強み⇒積極戦略
② 機会×弱み⇒改善戦略
③ 脅威×強み⇒差別化戦略⇒中小企業ではほどんとない
④ 脅威×弱み⇒致命傷回避・撤退縮小戦略
(3)16社の具体的例
<感想>
私は中小企業診断士になる時に日本生産性本部の中小企業診断士養成講座を受けています。
その時に実習や演習があり、SWOT分析をしてクロスSWOT分析をやります。そこから重要経営課題を抽出するのですが、その過程が上手くできずSWOT分析の本を探していてこの本を見つけました。
この本がベストとは言えませんが、いくつか見た中では一番良かったのでここでご紹介します。
もっと良い本があるかもしれませんので、その時はまたご紹介します。