昨年から子供の間でPDCAが流行っているのをご存知ですか?
と言っても、親御さんの間だと思いますが(笑)。
直接的にPDCAと謳っているのが、日本能率協会マネジメントセンターの「小学生のための生活習慣力アップノート」です。以下の写真をご覧ください。1・2年生用、3・4年生用、5・6年生用の3種類あります。
https://www.amazon.co.jp/小学生のための生活習慣力アップノート【5・6年生用】-田中-博之/dp/4820726749
2枚の写真でもわかるようにかなり本格的なPDCAサイクルマネジメントだと思います。
この中ではR-PDCAサイクルと呼び、最初のRはResearch、自分を知ることと言っています。つまりSWOT分析の中の内部環境分析だと思います。
その後に今月の予定を作り、それを週、日にブレイクダウン、そして月ごとに振り返ります。さらにすごいことに家の人、つまり上司と内容に関して話すというプロセスまであります。
最後にそれを繰り返すという内容で、ほぼこのまま我々にも使える内容だと思います。
漫画シールが付いていて、それぞれの評価によってはるようになっています。
完璧ですね!! 皆さんは自分の部下をきちんと評価して、結果が良かった時に褒めていますか?
このノートのメリットの1つとして、著者は「親子のコミュニケーション」を上げています。
皆さんもPDCAを廻す時に、単に仕事の進捗管理だけではなく、コミュニケーション向上ツールとしても使ってみて下さい。
2つめはコクヨのスタディプランナーです。
日経トレンディの2018年ヒット商品の中で29位に入っていましたね。
これは「小学生のための生活習慣力アップノート」から勉強のPDCAサイクルマネジメントの部分だけを抜き出した感じです。
それでも週ごとに目標を設定しますので、単なる勉強スケジュール管理より一歩先を行っていると思います。こちらも親子のコミュニケーションに大変役に立つツールだと思います。
これからさらに同じような商品が出てくると思いますが、私はこの流れを作ったのは、「勉強しない子には1冊の手帳を与えよう!」という本だと思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4799318284/ref=ox_sc_saved_title_3?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1
市販のノートに1週間のやるべきことを書かせ、できたことを赤ペンで消していくという内容です。ポイント制にすればさらに効果アップと言っています。
これもPDCAサイクルマネジメントの第1歩ですが、やはり一番のメリットは親子のコミュニケーションだと思います。
私も正直会社勤めをしていた時に会議で部下と仕事の進み具合を話すときにPDCAサイクルを廻していましたが、今ならコミュニケーションの手段としてもっと上手く使えたと思っています。ちょっと悔いが残ります。
皆さんもPDCAサイクルを廻すときに、部下とのコミュニケーション向上を意識してみてはどうでしょうか。