中小企業庁が今年度第2次補正予算の中で中小企業向け補助金の補正予算を組むことになりました。
以下は12月13日の日本工業新聞の記事になります。
詳細は12月末に発表されるようです。
これまでばらばらだった「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「(小規模事業者)持続化補助金」が一緒になり、1000億円の予算が組まれるようです。
昨年度の補正予算はこの3つの補助金で1620億円でしたが、「ものづくり補助金」100億円が既に本予算にはいっていることや「IT導入補助金」の今年度の予算がかなり余っていること(500億円の予算に対して2次公募までで申請約100億円)を考えると、「ものづくり補助金」や「(小規模事業者)持続化補助金」に使える金額は今年度と同等の規模になると考えられます。
どちらにしても12月末の詳細を待ちましょう。
またブログにアップしますので、お待ちください。
企業庁、「生産性特別補助金」創設 1000億円規模
経済産業省・中小企業庁が2018年度第2次補正予算案で、中小企業・小規模事業者を対象にした「生産性特別補助金」を創設し1000億円規模を盛り込むことが明らかになった。中小企業の設備投資を促す「ものづくり補助金」を中心に「IT導入補助金」「持続化補助金」の3本柱を統合して大規模予算を投じる。企業庁は第2次補正予算案の骨子を13日に自民党の経済産業部会に提出する。今後、詳細を詰めて12月末に発表する。
生産性特別補助金は、中小企業の設備投資を促す「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「持続化補助金」が柱。このうち大半を中小企業の設備投資を支援する「ものづくり補助金」に充てる。
ものづくり補助金の支援内容は「企業間データ活用型」「一般型」「小規模型」の三つの分類型がある。18年度第2次補正予算案では利用の中心である「一般型」と、設備投資の総額が小さい「小規模型」の二つの分類型が支援の中心になる。
ものづくり補助金は、19年度予算概算要求でも100億円分を盛り込んだ。19年度政府予算案では「企業間データ活用型」が支援の中心となる。複数企業間でデータを共有し、連携体全体として付加価値を創造したり、生産性を高めたりするプロジェクトを支援する。これらを併せて、企業庁は切れ目のない支援につなげ中小企業の生産性向上を加速させる。